かながわ屋根プロ

屋根材の種類

金属板成形屋根

金属板成形屋根とは、鋼板やステンレス板を加工成形して葺きあげるものです。金属板は、加工しやすく施工性がよいことから、複雑な屋根形状もできて、葺き方のバリエーションが多いことが特徴です。金属屋根は素材と葺き方の組み合わせで種類が決まります。素材の種類としては、ガルバリウム鋼板、ステンレス、アルミ、銅板等があり、近年ではガルバりウム鋼板の金属屋根が多く使用されています。

化粧スレート

セメントを高温高圧下で養生・成型した板状の合成スレートに、着色したものを「化粧スレート」といいます。薄い住宅用屋根葺き材の一つで、耐候性(風雨や日光などに耐える力)も強く、軽くて、耐震性面でも有利なことから、屋根材として広く普及しています。以前は不燃性を保つため石綿(アスベスト)を使用していましたが、現在では使用されていません。環境問題等への配慮から、石綿を使用しない製品(ゼロアスベスト)が登場し、石綿の代わりに、人工繊維や天然繊維を使用した無石綿の化粧スレートに変わっています。「カラーベスト」とは旧クボタの登録商標で、「コロニアル」とはカラーベストのなかで最も標準的に普及している商品です。

アスファルトシングル

ガラス繊維補強されたアスファルト基材に粒状の彩色石を塗布したもの。北米ではポピュラーな屋根材。軽量が特徴で化粧スレートと比較した場合、重量は約1/2。

軽量新素材瓦

新素材の開発により一般的な瓦とほぼ同じ厚さを持ちながら、重量は1/2以下という軽量化を実現した次世代瓦。瓦同等の葺き上がりの高級感を得られる。